がんばった人紹介 04

四国・愛媛と聞いて、思い浮かぶのは「夏目漱石の坊ちゃん」「司馬遼太郎の坂の上の雲」等文化的なイメージです。そんな歴史情緒が漂う愛媛で頑張っている先生を見つけました。

中西のぞみ先生】は6年前までは、このコンクールの事は全く知らなかったそうです。2007年に、たまたま生徒さんの一人が自主的にコンクールに参加した事がきっかけで、5年前から多くの生徒さんが参加するようになりました。今年の2月9日から11日まで杉並公会堂でおこなわれた「全日本ジュニアピアノコンクール&ピアノオーディション」では、3組4名の生徒さんが3位以内と言う素晴らしい結果を残しました。中でもB課程で見事「第1位:金賞」を受賞しました「戎井佑見さん:小学4年」は、まだピアノを始めて3年ですが、いつも前向きで明るい生徒さんで、ご家族もとても協力的です。今回残念ながら入賞を逃した生徒さんも、皆さん頑張ってくれたとおっしゃっております。(写真は杉並公会堂のロビーで、B課程で3位に入賞した越智泉水さんと一緒に仲良く ピース!! 来年もいっしょに此処に来ようね・・・)

【優秀指導者証】日本ピアノ研究会では、優秀な生徒さんの表彰だけでなく、その生徒さんを指導しておられる先生にも「優秀指導者」の認定制度があります。各エリアの受賞記念披露コンサートで「最優秀賞・優秀賞・優良賞」を獲得した生徒さんの指導者に「優秀指導者」の資格が与えられるのですが、さらにその上に「最優秀指導者」があります。最優秀指導者は優秀指導者を5年継続、あるいは全日本での3位までの入賞者を出した指導者となっておりますので、こちらの資格を得るのはとても狭き門になります。最優秀指導者に認定された中西先生に感想をお聞きしますと、「生徒さん達と共に成長できた結果です。生徒さん達に感謝しております」と、とても謙虚なお答えが返ってきました。

【コンクール】中西先生はコンクールの参加については、「指導の一環として、コンクールの参加を積極的に取り入れております。目標を高いところに置き演奏力のレベルアップを図っていけたらと思います。しかし生徒たちがコンクールの参加が決して苦痛にならないよう、そして音楽が大好きになるように指導しております。」またラテンの課題曲については、「私自身が最初 ラテン?? と思っておりましたが、非常にメロディーも親しみやすく美しく、また明るくて、生徒たちは楽しそうに取り組んでおります。」とお話ししていただきました。

全ての事を前向きに考え、生徒さんの指導にあたっておられる中西先生の益々のご活躍を日本ピアノ研究会としても期待しております。

がんばった人紹介 03

2012年度 北関東Aブロック受賞記念披露コンサートへ出場した生徒さんの中で、最多出場の7回目の演奏をしていただきました佳那さん・紗世さん姉妹のお話です

 

将来の夢は・・・と聞くと 『佳那さん:連弾を通じて、多くの人を笑顔にして幸せにする事です』『紗世さん:姉と連弾を楽しくやって、友達や他の人たちに「わたしたちも連弾をしてみたい!!」と思ってもらうことです』と言う素敵な答えが返ってきました。

参加する毎にメダルの色や大きさが変わります 

ジュニアピアノコンクールでは、受賞記念披露コンサートに出演1回目は銅メダル、2回目は銀メダル、3回目は金メダル、4回目以降は形も段々大きく立派になっていきます。そしてメダルの裏には全て参加者の名前が彫られています。メダルについての感想は『佳那さん:毎年変わっていくので、やる気がおき とても楽しみです』 『紗世さん:最初は小さな銅メダルでしたが、今年は金色に光っている大きなメダルをいただけて、とてもうれしかったです。』とお二人とも喜んでくれました。メダルは毎年一生懸命練習してコンクールにチャレンジし、受賞記念披露コンサートに出演された生徒さんへ受賞トロフィーや盾とは別に受賞歴によって贈られます。毎年頑張って練習する事は、当然演奏力も上がってきて必ず良い結果がついてきます。お二人も今年は難しい上級の部門に参加して、昨年を上回る「優良賞」を受賞し全国大会にも出場します。

連弾にチャレンジする理由は・・・とお聞きしました。『佳那さん:一人だけだと分からない事も二人ならできるようになり、喜びもわかちあえます』 『紗世さん:二人で弾くと とても楽しく音の幅もひろがります』とのお答え。連弾を楽しんで練習している様子が目に浮かびます。指導しておられる山屋先生のお人柄も、きっとお二人に伝わっているのでしょう。

ラテンクラシックの課題曲  ジュニアピアノコンクールでは中南米のラテンの曲を課題曲に取り入れております。ラテンの曲を練習する事の感想は、『佳那さん:普段練習しているヨーロッパの古典や近現代の曲とはテンポや曲想が違い、弾いていておもしろいです』 『紗世さん:ラテンのリズムは楽しいが、弾くのには難しいので少々苦戦しますが、とても好きです』 と二人ともラテンクラシックを友達のようにして演奏を楽しんているのでしょう。

ピアノを通じて二人で助け合い、そして頑張っていく姿がとても素敵でした。お二人がいつまでもピアノと友達でいてほしいと願っております。

 

PS 全日本ジュニアピアノコンクールでは、息の合った演奏で見事「銅賞」を獲得しました。おめでとうございます。

 

がんばった人紹介 02

2012年度北信越A(長野県)の「受賞記念披露コンサート」会場で、お話をお聞きした、
生徒さんと一緒にがんばった先生の一人を、ご紹介します。

【会場】12月23日の長野市は予想に反して快晴の穏やかな日和となりました。会場の「若里市民文化ホール」は、長野オリンピックの時に設立されたりっぱなホールで通称「ビックハット」と呼ばれ、市民に親しまれております。

 

【注目のエリア】北信越Aは今年6回目の開催ですが、コンクール・オーディションに申し込まれた方が、昨年より大幅に増えて注目のエリアの一つです。予選・本選で優秀な成績を残した参加者が出ることが出来る「受賞記念披露コンサート」には35組の方が選ばれました。

 

【初参加】その中で今年初めて生徒を参加させたと言う窪田先生に
お話しを伺いました。
窪田先生は安曇野市で音楽教室で生徒さんの指導に当たっておられます。
知人の丸山先生に「課題曲にラテンの曲を取り入れていて、生徒たちが技術も心も成長できる良いコンクールがあるよ・・・」とお聞きして、要項やホームページを調べてみました。
ピアノの勉強には西洋のクラシックの勉強はもちろん大事だが、色々なジャンルの音楽を生徒さんに知ってもらい、心豊かな子供に育ってもらいたいとの願いから、保護者とも相談して参加希望者を募り、5名の生徒さんがコンクールに参加しました。ラテンのリズムに最初は戸惑った生徒さんも、すぐに慣れて楽しみながらのコンクールチャレンジとなりました。

受賞等は二の次と思っていましたが、先生の生徒さんは全員が「最優秀」「優秀」「優良」のいずれかの賞を受賞して、大喜びです。来年もぜひチャレンジしてみたいとおっしゃっております。

 

 

 

音楽は「音を楽しむ」事だと思います。広いジャンルの音楽を経験した生徒さんが
素敵な感性をもった人に育っていただけたらと思います。

*事務局では、コンクールやオーディションに参加しての感想やご意見を募集して
おります。心温まるエピソード等ございましたら、是非ご連絡下さい。

がんばった人紹介01

2012年度ジュニアピアノコンクールにおいて、がんばった生徒さんの一人を紹介します。

  Aさんは習っている先生の発表会でホールでの演奏経験はありましたが、いままで
コンクールにトライした事はありませんでした。中学1年になり勉強も忙しくなって
きたのでピアノのおけいこはそろそろ終わりにしようかと考えておりました。

先生にその事を相談したら、「勉強はもちろん大事だけど、ピアノのレッスンと両立
している人もたくさんいますよ。いままでピアノのレッスンをしてきたが、今やめては
中途半端になってしまうのでは・・・・・」といわれました。

予選会を自由曲で参加できるコンクールがあるので、レッスンを続けるにしても
やめるにしても一度このコンクールにトライしてから考えてみたらどうですか?」と
助言を頂きました。お母さんとも相談して、自由曲なら今練習している曲で参加できると
思い、ジュニアピアノコンクールに挑戦する事になりました。

8月に関東のあるエリアで、ジュニアピアノコンクールの予選を受けました。

結果は・・・・
惨敗でした。発表会とちがってたくさんの審査員がじっと見ているステージでの演奏は
緊張の連続、何度も弾き直し「こんなはずでは??」と思いながらステージをおりました。

結果通知は当然不合格!! これでピアノは「お・わ・り」と思い、先生にレッスンをやめると
伝えにいきましたが、そこで先生から「このままやめたら、あなたの今までのピアノレッスンに
費やした時間はなんだったの、それでいいの?」と言われ、
そして「まだこのコンクールにはビデオ審査というチャンスがあるので、頑張ってみない?」
とのこと。本当はもうピアノはいやだと思っていましたが、お母さんの悲しそうな顔をみて、
そして大好きな先生の勧めなのでこれが本当の最後と思い、日頃慣れている先生のお宅のレッスン室で
ビデオを撮り、応募しました。ステージと違い全く緊張もなく撮影は1回で済んでしまいました。

そしてどうにかビデオ審査は合格し、本選にすすめる事になりました。 それからが大変です。
先生から「あなたは舞台経験が少ないので、経験を積むために最低2会場の本選を申込みなさい」と
言われました。ジュニアピアノコンクールでは複数の本選に申し込めるのです。

先生はとても一生懸命に教えてくださり、普通のレッスンの時間以外にもたくさん教えてもらいました。
先生や家族のためにも頑張らなければと思い、一生懸命練習しました。最初の本選会場では、少し緊張したが、
予選の時よりずっとうまく弾けました。

入賞の結果をもらったが、まだ自分としては納得の演奏ではありません。
2番目の本選会場は家からもわりと近いので、最後の最後まで練習して、ステージに上がりました。

先生からは「演奏は他の人に聴いてもらって、よかったと言う演奏をしなければなりませんよ」と言われ、
「審査員の先生、会場の皆さん 是非私の演奏を聴いて下さい。」と思いながら演奏をいたしました。
自分でもほぼ満足できる演奏でした。

  結果通知が楽しみです。

結果は優秀賞の受賞です。多くのステージでの演奏経験が、この結果をもたらしたのではないでしょうか。
決してあきらめない気持ちが、これからのAさんの人生に役立つ事を祈っております。